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【前編】コロナ・少子化時代にマイナースポーツが生き残る方法を考えてみた〜T.A.C CUPランニング記録会〜


先日、車を買ってご機嫌な反面、通帳を見るのを避けるようになった清水です。

こんばんは!

 

 

 

さて、今日の記事はコロナウィルスで子供から大人までジャンル問わずイベントが中止になっているという国の社会情勢の中、コロナ対策を十分に取りながら【T.A.C CUP】(ランニング記録会)を実施した話でございます。

実際、企画をしてみて見えてきたものがあるので是非マイナースポーツに関わる人に読んでもらいたいです。

 

今回は長くなるので前編・後編に分けて記事を書いていきます。

よろしくお願いします。

 

 

 

目次

・T.A.C CUPを企画しようと思った理由

・新型コロナウィルス感染防止に関する具体的対策

・コロナ時代にマッチさせたスポーツイベントを模索する

・次回予告


▼T.A.C CUPを企画しようと思った理由


アキレス腱を断裂して早4ヶ月が経ちましたが、一向に走れません!ツライぜ!!

アスリートはトレーニングして結果出してなんぼですが今の僕はトレーニングすらまともにできない状況です。(涙)

 

そんな中で「今、自分にできることは何か?」を考えた時に「社会」と「会社」への貢献活動でした。

社会貢献をする方法として僕の特技はスキーなので一番身近なところである「富山県スキー連盟の普及と強化」でした。

そこで思いついたのが「たいらクロスカントリー場」を利用した記録会(ランニング大会)です。

冒頭でも触れましたが、多くのイベントがコロナで中止になっています。

スポーツも例外ではなく小学校から社会人までプロスポーツ以外はほぼ全滅です。

 

 

こんな状況だけど子供達のお腹は減るし、時は流れます。

それと同時にご飯を食べ、身長は伸びます。(子供達の成長は待ってくないことを言いたい。)

僕自身もそうでしたが子供の頃、親に連れられ色々な大会に出たくもないのに出ていました笑

だからこそハッキリと言えるのが記録会を経験し【大会】の雰囲気を味わってもらうことが子供達の健やかで逞しい成長の為に大切だと実体験から言うことができます。

 

また、弊社長田組は南砺市から指定管理を受けて「たいらクロスカントリー場」を運営しています。

冬はクロスカントリースキーコースとしてコース整備や大会を開催しています。

しかし、サマーシーズンはほぼ動いておらず過疎ってます・・・(みんな練習しにきて!!)

そんな閑散期に記録会を開催し、スキー選手として雇ってくれた会社にも恩返ししたいと思いました。

 

 

一石二鳥と言ったら言葉が軽く聞こえるかもしれませんが、記録会を開催することによって一度に二つの目的を果たすことができるんです。コスパ良し!

 


▼新型コロナウィルス感染防止に関する具体的対策


今年の流行語大賞は「【コロナ】で決まりだろ!」と言ってもいいほどこのウィルスちゃんは人類の存命と経済活動・教育等に影響を与えています。

ちょっと脱線しますが日本は約2ヶ月に渡る緊急事態宣言をしましたが、今の国内感染者数を踏まえると失敗だったとしか思えません。

 

 

こんな状況でも記録会を開催するために最善の感染防止対策をして準備・工夫したのが下記の内容です。

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【競技に直接関係のないこと】

・会場に来場した全ての人の検温及び同意書の記入(チームは代表者のみ記入)

・運動時以外のマスク着用の義務

・三密を避ける

・アルコールを大量に用意しこまめな除菌の励行

・更衣室の人数制限

 

【競技に関係すること】

・スタート幅を30m取り密を防ぐ

・リザルトを掲示せず各チームに配布した

・競技時間を短くすることで人と人が接触する機会を減らした

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これは日本スポーツ協会のガイドラインに沿って考えたものですが、実際はもっと細かく注意して運営しました。

参考にしてくださいませ!

 

事前にメールでコロナ対策の連絡をしたり当日マスク着用などのアナウンスしても必ず忘れる人が出てきます。

このご時世、コロナが出てしまうと叩かれるのは主催者と感染者です。

主催側もリスマネジメントを執りながら運営していますが全て把握できない部分は絶対あります。

ですので参加される方も自分ごとと考えて運営側が案内するコロナ対策を義務として捉えることがイベントを応援する意味にもなるんじゃないかと思いました。

ちょっと暗い雰囲気になったので次行きましょ!!

 


▼コロナ時代にマッチさせたスポーツイベントを模索する


コロナが流行した副産物として出てきたのがZoomやクラウドファンディングといったネットを使ったオンラインビジネスです。

これにより会社に出社しなくてもある程度問題なく働けるということに気づいた人がいると思いますが、特に関東在住の人たちは地方に移住する人が増える可能性があると予想しています。

これによって地方の価値が上がっていくと言われています。(ホリエモンの受け売りです笑)

 

 

結局ワクチンができるまではこのウィルスが収まることはないだろうし2年は続くとニュースで見ました。

スポーツ系のイベントはオンラインで開催することが難しいですがコロナ時代に合わせたイベントを企画していくことが大事だと思います。

 

幸い、たいらクロスカントリー場は会場が広いので一人一人が意識をすれば密になることはないです。

ただ改善方法はまだあるはずです。

・定員人数

・スタート方法の見直し(インターバルスタート)

・コース設定

今思い浮かぶのはこのくらいですがうまく運営できる方法を考えてみます。

 

制限がかかったことしかできないコロナ時代ですが、地方の価値が上がることをしっかりと見据える準備する必要があると思います。

今、最善を尽くしながら行動を起こし「富山県、南砺市、五箇山」の価値を上げ周知させれば世界遺産合掌造りの家があるこの自然豊かな地域の魅力を感じて訪れる人が必ず出てくると読んでいます。

僕が富山に来たように。

そのために僕はスポーツイベントをして地域の活性化を図ります!

 


▼次回予告


本記事で記録会の報告・考察を書き切ろうと思ったのですが4000字以上になってしまいそうだったので今回はここでおしまいです。

 

次回は後編では実際に運営してみて感じたことを中心に記事を書いていきます。

 

 

今回記録会にご参加いただいた皆様

ご協賛いただいたスポンサー様

運営として協力してくれたメンバー

本当にありがとうございました!!

取り急ぎ報告でした。

協賛スポンサー一覧

YAMAtune様

株式会社雅蜂園様

野口営農組合様

株式会社長田組


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清水康平

清水康平

JPN CROSSCOUNTRY SKI
富山県 T.A.C Ski Team所属
クロスカントリースキーの情報発信
スポーツ・オーガニックフード・メンタル3つのエレメントに着目したアスリートを目指しています!

◆資格◆
スポーツフードアドバイザー
上級心理カウンセラー
◆趣味◆
読書 グルメ