体温が下がると、酵素の働きが弱くなります。
基礎代謝が下がり痩せにくくなるだけでなく、免疫力も低下し病気などにかかりやすくなってしまいます。
健康や美容のためにも、体温を上げることが大切です。
体温を上げるのには運動などが有効ですが、仕事に家事に忙しい中でも取り入れやすいのはしょうがや根菜類など毎日の食事に体を温める食材を使う事です。
ここでは、あまり知られていない体を温める食べ物を厳選して10個ご紹介します。
- 麩
- 黒砂糖
- くるみ
- 納豆
- 羊肉
- かつお
- チーズ
- わさび
- 桃
- 山椒
1.麩
お吸い物などでおなじみの麩。
最近は低糖質食品としても注目を浴びています。
昔ながらの麩は体を温める食品なので、お味噌汁などにプラスするだけで手軽に摂ることができます。
2.黒砂糖
沖縄などで作られるサトウキビから作る黒砂糖はビタミンやミネラルも含まれていて、体を温めるとされます。
また、北海道のビート(砂糖大根)から作られる甜菜糖も体を温める効果があります。
一方、サトウキビやビートを原料にしていても精製された白砂糖は体を冷やします。
お料理や使ったり、コーヒーや紅茶に入れる白砂糖を、黒糖や甜菜糖に変えてみるのもいいですね。
3.くるみ
くるみの他にも松の実に体温を上げる効果があります。
ちょっと小腹が空いたな…というときは、くるみをつまんだり、くるみを使ったおやつをつまむといいかもしれません。
4.納豆
発酵食品でもある納豆は、体の代謝を助けます。
また、納豆にはナットウキナーゼという成分が入っており、血液中の血栓を溶かす作用もあると言われています。
5.羊肉
肉類などのタンパク質は筋肉を作る材料になるため、体温を上げる効果があります。
その中でも、羊肉や鶏肉、鹿肉などがオススメです。
鶏肉はスーパーでも手軽に食べられますが、羊肉はジンギスカンとしていただくのが食べやすくいと思います。
鹿肉はあまりなじみがないかもしれませんが、最近はジビエとして高級レストランのメイン料理として出されることも…。
6.カツオ
肉類と同様、魚類も筋肉を作るタンパク質として、体温を上げる効果があります。
とくにカツオは糖質や脂質の代謝を助けるビタミンB群が含まれています。
カツオの他にも、アジやサバ、ブリなども体温を上げる食べ物です。
7.チーズ
代謝を高めてくれるアミノ酸が含まれており、脂肪の燃焼をサポートしてくれます。
朝食に、おやつに、お弁当に手軽に取り入れられるのもいいですね!
8.わさび
わさびには、わさびスルフィニルと呼ばれる成分が含まれ、血栓ができるのを防ぐ働きがあります。
わさびを食べると、末梢血管の血流が良くなり、体温が上がる効果があることがわかってきています。
その他にもわさびは肝臓の解毒代謝酵素の働きを活性化させる作用があり、発がんの予防が期待されています。
9.桃
果物は体を冷やす物がほとんどですが、桃は数少ない体温を上げる果物です。
また、桃にはビタミンCの他にもマグネシウムや鉄分、カリウムが含まれており、貧血やめまいの予防、高血圧の予防などが期待できます。
10.山椒
山椒に含まれるサンショオールという成分が、血管を広げて血液の流れをよくする働きがあるため、体温を上げる効果があります。
山椒はウナギや担々麺を食べるときにしか使った事が無いという方も、豚汁やうどんなどの薬味として使ってみるのもいいですよ。
山椒の他にも、胡椒や唐辛子、八角、からし、味噌などの調味料や香辛料が体温を上げる効果があります。
最近は低体温の方が増えているそうです。毎日の食事にプラスして、体温を上げて、健康に過ごしましょう。
体温を上げるために、代謝を助ける酵素食品を上手に取り入れてみるのも、手軽でオススメです。
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